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イギリスでの生活を徒然なるままに綴るブログ
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イギリス留学中の高校生が綴るイギリス生活のブログ
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今日は、本気で、私は何のために学校に行ったのかわかりませんでした。
だって、1日全部自習だったから。
1時間目はみんなフランス語の試験
2時間目と3時間目は授業だったけど、午後のREの試験のための自習になったし
4時間目と5時間目はみんなREの試験だったので
ぶっちゃけ、なにも授業してないし
「もう帰っていいかな」状態でした。

追記は昨日の感想
今日は2回更新します。



La Travita
私が住んでいるところから歩いて15分くらいのところに
Assembly hallというホールがありまして
昨日、そこにオペラ La Traviataを見に行ってきました。
イタリア語+英語字幕の公演でした
日本では「椿姫」としておなじみのLa Traviataですが
内容がけっこう椿姫と違うので、個人的にオペラを
「椿姫」と呼ぶことに抵抗があるので、あえて原題で。
あ、完全ネタバレですので注意

まず、ホールですが、じつはここに5月29日にABBAを見に行くんですね。
日本人の友達と、最前列で。
今回のLa Traviataに関しては2階席の一番後ろで見たんですが
あまり大きくなく、どちらかといえば小さめのホールでした。
だから、舞踏会とかのシーンがちょっと狭そうだったなぁ。

オペラが始まるのは7:30からだったのですが
7時くらいに中に入って、人とかホールを観察しつつ
暇をもてあまして、帰る前に誰にお礼しようか
とかいうリストを作ったりしてたわけですが
私、絶対、観客の中で一番若かったと思う!
結構、ご年配の方ばかりで。
まあ、平日の夜、女子高生が一人でオペラ見に来るなんて
そりゃあ、確かに普通じゃないかもしれないけど……
などと一人で悶々としてました(笑

会場が暗くなっていよいよ始まりました。
序曲の間、ひとりじっと座っているヴィオレッタ
その後始まる華やかな舞踏会
かつての上流階級の華やかさと享楽主義っぽさがあって素敵でした。
アレフレードの歌にヴィオレッタが加わり、そしてみんなが加わり
じゃあ、別室に移動しよう、といって皆が去り、ヴィオレッタだけが残る
そしてそこに戻ってくるアルフレード
「まだいらしたの?」そういわれても、愛を告白するアルフレード
もう一度会いたいという彼に、白い(たぶん)椿を手渡して
「これを持ってらして」「でも、何のために?」
「この花が枯れるときに」「では、明日?」
「いいでしょう。また愛しているといってくれますか?」「はい、何度でも!!」
第一幕はこのシーンとこのすぐあとのヴィオレッタの独唱のシーンが好きです。
でも、ちょっとコロラトゥーラが物足りない感じがしたかなぁ…

インターバルだったので、階段を下りてオケピを覗きに行きました。
こうやって、オペラとかミュージカルのインターバルにオケピを覗きに行くのは
ほとんどもう習慣なんですが
やっぱり周りがご年配ばかりなので、他に誰もオケピを覗く人はいなかった(笑
そのあと、ストロベリーアイスを食べながらまたホール観察

再び会場が暗くなり、第二幕
衣装も舞台も変わって、アルフレードとヴィオレッタは二人で暮らしている。
アルフレードの独唱の後、女中が帰ってきて
「どこに行っていたんだ?」
「パリに。奥様に馬と馬車(だったかな?)を売るようにといわれまして」
それを買い戻しに行こうとパリに出かけるアルフレード
入れ違うようにヴィオレッタが登場。女中とのやり取りの後、アルフレードの父登場
豪華な生活をなじる彼に「私はここの家の女です」と毅然とした態度のヴィオレッタ
実は自分のものを暮らしのために売り払っていることを打ち明け
いかに自分がアルフレードを愛しているかを聞かせる。
しかし、妹の縁談に差し障るからアルフレードと分かれて欲しいと父は頼む。
「そんなことできません」と断るヴィオレッタ。再びアルフレードへの愛を歌う。
父の歌で、彼の娘、アルフレードの妹(姉かもしれないけど)についての歌詞がすごく素敵だった
「神は私に二人の子供を授けてくださった。天使のように無垢でかわいらしい娘。
どうかあの子の愛を涙に変えないでやってください」
別れを決意するヴィオレッタ
「彼(アルフレード)は知らなければいけない。
私がいかに彼を愛していたか。そして、そのたった一つの愛を犠牲にしたことを」
「約束しよう」
父親退場。入れ替わるようにアルフレード登場
お父様がいらっしゃるなら私は外にいます
といって出て行くヴィオレッタ。
「いつまでも愛しているわ、アルフレード。だから貴方も私が愛するように愛して!」
女中から渡された手紙で裏切られたと思い込むアルフレード
父の誘いを断ってパリに行くと決意

暗転

ところかわってヴィオレッタの友人の屋敷
なんか、闘牛に関する歌を歌っていたような
アルフレード登場
ヴィオレッタと男爵(だったような)登場
アルフレードは賭けに参加する(たぶん賽)
ヴィオレッタに自分の下に帰ってくるようにと頼むアルフレード
しかし、どんなにそうしたくとも、頷けないヴィオレッタ
「神様、私を哀れんでください」
ヴィオレッタの祈りも叶わず、アルフレードは公然とヴィオレッタを侮辱
あげく賭けで得たお金さえ投げつけ、周りはアルフレードを非難する
「これで借りは返した!」
ヴィオレッタは倒れてしまう

再びインターバル
特にすることも無かったので、下まで行ってパンフを買いました。
まだぱらぱらとしか見てないのですが、なかなか興味深いです
後ほどゆっくり読もうかと。

再び照明が暗くなり第三幕
ところはヴィオレッタの家
たしか彼女の病気はTBだったと思うんだけど
酷く弱ってもう最期が近いヴィオレッタ
歩くことさえもままならず、咳き込む
医者が彼女を診察して、彼はヴィオレッタを元気付ける。
「もう、大丈夫。良くなりますよ」
しかし、女中には真実は
「奥様はいかがですか?」
「もう長くはありません。もって数時間でしょう」
アルフレードの父からの手紙を読むヴィオレッタ(ここだけ朗読)
「もう遅すぎるわ! 私は死ぬのよ」
女中は彼女を元気付けようとする。
外ではカーニバル。
このときに部屋に飾ってあるドレスに駆け寄ったり
窓に駆け寄ってカーニバルを見つめて追いかけるヴィオレッタの姿が
とても痛々しくて、切なくて……
その時、アルフレードがやってくる
「お医者様に言って。アルフレードが帰ってきたのよ」
外に出たいというヴィオレッタ。急いで用意をするが
着替える力さえも無い。
「もう、ムリだわ…」
急いで医者もやってくるが、もう手の施しようが無い。
ついでアルフレードの父もやってくる。
「私を貴方の娘のように祝福してください」
ヴィオレッタを抱きしめる父。彼から離れ、ヴィオレッタはベッドに戻る。
そして、ヴィオレッタはアルフレードに自分の肖像を託す。
「いつか、素敵な女性に出会ったら、貴方は彼女を愛してくださいね。
精一杯愛して、結婚して、そしたらコレを彼女に見せて欲しいの。
そして彼女に話して頂戴。貴方を愛した女がいたことを。
そしてその女にとってたった一つの愛を彼女が犠牲にしたことを。
それが私が望むことよ」
と、歌って、アルフレードの腕の中で息を引き取る。

一度幕が下りてカーテンコール
お父さんとアルフレードにも歓声は上がっていましたが
やはり主役のヴィオレッタには一際盛大な拍手と「ブラボー!」という歓声。

全体として、すごく良かったです。
原作を読んだのは中学のころ(たぶん1年くらい)だったので
うっすらとしか覚えていなかったのですが
とっても好きなお話で、ずっと見たかったので
近所でポスターを見て、コレは見に行かなくては!と即チケット購入
美しい愛の物語。切なくて、でも一途な恋。
ただ、舞踏会が狭そうだったのと(コレは舞台が狭いから仕方ないのだけれど)
字幕がもう少し大きければいいのにな、とか
コロラトゥーラがちょっと物足りなかったかな、とそれくらいで。
第一幕の椿の花を渡すシーンも好きなのですが
第三幕のヴィオレッタがすごく切なくて
後半は結構泣いていたんですが……
魂が浄化された気分でした。
また、オペラ見に行こう。
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